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俺の隣りにいた中学からの茶飲みダチの作造が
「やべーよ。その人、日だまり青葉会のＯＢだよ」って小声で焦りながら言ってきた。
「そこは私の指定席なのだけどな」
と目の前の爺さんは話し続ける。
「んな事知るかよ。空いてる席あるんだからそこに座りな」
キレ気味で言い返した。訳わかんねぇ事言いやがって。このジイサンボケてんのか？
「ほう・・・君たちは若葉あかつき会のメンバーなのかね」
爺さんは鞄に着けてある俺達の茶飲み会のキーホルダーを見て言った。
「精々頑張れよ、若いの」
爺さんはそう言って隣の車両に消えた。
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