母の想い

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琉がタオルで頭を拭きながら出てきた。 母は仏壇から降りると、琉と一緒に子猫を見た。 琉「…なぁ母さん、名前なんだけど、……コロンでいいかな?前の亡くなった猫が、コロンだったんだろ?それに写真と似てるし」 母は泣き出しそうな顔をしたが、こらえた。 「いいわよ」 琉は微笑んだ。 「サンキュー」 琉は子猫をコロンと名付けた。
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