序章

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そう思って俺は 自分で作ったマウンドに立ち… 鞄から使い込んだボールを出し… 手作りのネットに向かって… 渾身のストレートを投げた ギュルルルルルルル…… スパァァーン!! 「スゴい!!!!」 普段僕以外誰も居ない空き地に他人の声が響き、僕はビックリして声の主を見た 声の主は女性で、制服から判断すると高校生のようだ その女性は僕に近づき、言った… 野球人生最後の日は延期になった… 僕はこの日を一生忘れることはない 「君、うちの学校で野球しない?」
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