五章

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聖がいろいろとまとめた話をしてくれた。 みずきさんは器の大きい人と結婚出来るように勉強しろと言う理事長先生から野球を禁止されていた。 その禁止を解いて野球をするには、野球部に理事長先生を納得させるだけの人物が居ればいい。 そこで白羽の矢が刺さったのは僕。 みずきさんは僕を【私の選んだ器の大きいフィアンセ】として紹介したのだ。 晴れて、みずきさんは野球をすることを認められたのだが、理事長先生は条件を付けてきた。 それは…みずきさんが引退するまでに甲子園で優勝すること… 将来の一流選手なら出来るじゃろう。と言ってきたみたいだ。 ……ようやく回ってきた頭で考える これは………大変だ…
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