五章

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副会長の大京さん 筋肉質の大きな体でパワーは抜群。打撃練習でも長打を連発している。 会計の原先輩 小柄ながらもミート力が高く、打撃練習でも一球も逃さずバットに当てている。 書記の宇津さん 細身ながらなかなかの速球派。速度のあまり変わらない変化球もあり、打ち崩すのは難しい。 凄い…… 大幅な戦力増強だ… これなら、本当に夢ではないのかもしれない…… 「ふふ……それに……」 みずきさんは僕に目を合わせると 「鎧君もいるしね!」 バキューーーン!! み…みずきさんには敵わない… 僕はうつむき、真っ赤になった顔を見られないように帽子を深くかぶり、つばで顔を隠した。
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