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「ごめんね、待たせちゃったね。」
僕と聖がそろそろ仁王と不動明王に変化しようかとした時、みずきさんが戻ってきた。
「?どうしたの鎧君」
「い、いえ。なんでもありません!」
みずきさんの顔を見たら黒い炎は吹き飛んでしまった。
自分でも現金な奴だと思う。
「ほら、聖。海堂君を連れてきてあげなさい。」
「う、うむ。」
聖は席を発ち海堂先輩のもとへ、みずきさんは僕の隣に腰を下ろ…す………
……ふえ!?
「ん?婚約者なんだから、隣に座った方がいいでしょ、ダーリン❤」
「え……あ…はい…////」
「さーて、私はデラックスプリンアラモードにしよっと。ダーリンはどうする?」
「えーと…苺大福……10個と…」
海堂先輩と聖が戻ってくるまでに注文を済ます。
今思ったけど、支払いは誰がするんだろ?
みずきさんはワリカンには応じなさそうだし…………
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