六章

4/10
395人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
※数日前の休み時間、聖と鎧のクラスにて 「いいか、鎧。みずきと話したかったら……まず誕生日を聞け。」 「え?どうしてさ?」 「お前……みずきの誕生日知ってるのか?」 「う…………」 「ほら見ろ。いいか!敵を墜とすには、まず敵の実情を知ることから始めるのだ!」 「だから言い方が物騒だよ…」 「細かい事は気にするな。まだ続きがある。いいか。そうすればみずきは必ず答えてくれるから、さらに質問するんだ。」 「な、何を聞けばいいんだよ…?」 「好きな食べ物とか、好きな動物とか、何でもいい。そんな感じで会話を繋げればその内自然に雑談が出来るようになる!」 「…あ……そ、そうか!」 「分かったようだな……みずきの事も知れるしみずきと話す事も出来る!まさに一石二鳥の作戦なのだ!」 なのだ…なのだ……なのだ………(エコー)
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!