六章

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「ふぅ………」 海堂先輩は大きな息を吐いてイスに崩れ落ちるように腰掛けた 疲れたんだろうなぁ………あ!飲み物飲み物…… 僕はコップにボカリスエットを注いで海堂先輩の前に置く ※ボカリスエット 男が右ストレートで豪快に敵を吹っ飛ばしているパッケージが特徴のスポーツドリンク パンチの効いた味が好評 海堂先輩はいったいどこに行ってたのだろう? ちゃんと聞かなければ 「ありがとうな、太陽…悪い、今日はジャイロボールについて少し教えてあげる予定だったのにな…急用が入った」 「大丈夫ですよ、それより、何処に行ってたんですか?」 「ん?いや…たまにはぶら~…っと、部活を忘れて一人た………び…………?」 プチン という音が部活の入り口から聞こえた…
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