六章

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それからも大変だった… 倒れた海堂先輩を見て取り乱す聖をみずきさんがなだめたり 倒れた海堂先輩を矢部先輩と協力して部室に運び込んで手当てをしたり ちなみに聖の腕を掴んで止めた時、殺気に圧倒されて背中が冷や汗でビッチョビチョになったのはここだけの秘密だ。 そして今、海堂先輩は聖に膝枕されながら眠っている。 提案したのは僕だ。 最初は「そ…そんなこと…」と顔を真っ赤にしながら言っていたが、今では時々海堂先輩の髪を撫でながら心配そうに見つめている。 「この小説は〇動〇士ガ〇ダ〇じゃねぇええ!!!」 「あ、起きたでやんす」
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