カウンセラーとクライアント

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4 クライアントを批判することは してはならない クライアントは今までの自分の人生を後悔しています クライアントの考えが自分と違ったとしても クライアントが感じていることが事実なのです ですからカウンセラーはクライアントを決して批判してはいけません ただ、一つ例外があります クライアントに 「死んだ方がいいと思っている」 「生きている意味がない」 と言われた場合です その場合どのように受け答えすればいいのでしょうか 答えは 「死にたくなるほど辛いのですね」 「生きている意味がないと感じるほど 苦しい思いをしてきたのですね」 クライアントは「死にたい」と言いながら、 本当は「死にたくない」のです 本当は「死にたくなるほど苦しい」ということが言いたいのです カウンセラーはクライアントの言葉の裏にある感情を読み取ることが大切です
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