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てことで女性陣の行きたい所を回っていった。
まぁ、女性陣食べるわ食べるわ……
んでもって俺達の諭吉さんが少なくなるわで、大変だった。
しかし、時間と言うのは残酷で、とてつもなく駆け足で去っていった。
「金魚すくい……したい。」
アリスの可愛らしい提案に高貴が気付く。
希は少し元気が無くなってきたみたいだ。眠いのか?
その希の隣りを静かに、希のペースに合わせて歩く才牙。
よく希が許してくれてるな。
「金魚すくい?よし!じゃあ、いこうか!」
「……(こくこく)。」
丁度いいかもな。
隙を見てぬけだすか。
「僕、始めて……」
「ん?こうするんだよ。おっちゃん!ポイ頂戴!」
高貴が言うと店主がポイをくれた。
「はいよ!」
差し出されたポイを見てアリスはつぶらな瞳で手渡された網を凝視している。
これには萌えた。
「これで……取る……の?」
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