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雄太は由那の縄をほどいてガムテープを剥がした
「ごめんな由那…俺のせいでこんな事になって」
由那は雄太の声を聞いた瞬間雄太に抱き着いた
「お兄ちゃん!!!
怖かッ…たよぉグスッ、エッグ」
由那は泣き疲れたのか雄太の胸中で寝ていた
「ごめんな」
雄太は寝ている由那の頭を撫でた
その目は何かを決意した目だった
「雄太さっきの椿とか言う奴誰なん?」
「話し長くなるけど大丈夫か?」
「全然かまわんで」
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