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俺が目を覚ました時は病院のベットに寝ていた
側には母さんと父さんと由那が泣きながら立っていた
「母さん、父さん、由那」
「雄太!!!」
そう言って母さんは俺を抱きしめた
俺は抱きしめ返そうとしたが体が動かなかった
「雄太…本当に……心配したんだぞ
バカ息子が…」
父さんは俺の側で笑っていた、その目には涙が溜まっていた
「お兄ちゃん!!
大丈夫なの?心配したよぉ…
もうお兄ちゃんと会えないと思っちゃったよぉ…」
由那は俺の手を握って自分の胸の辺りに持っていったそして俯いてまた泣き出した
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