9人が本棚に入れています
本棚に追加
/58ページ
「お兄ちゃん今日一緒に学校行こうね?」
「辞めといた方がいいぞ」
雄太は断った
「何でよ?
由那と行くの嫌?」
由那は泣きそうな顔をしている
雄太は焦りながら
「嫌じゃないよ
今日は危ないんだ」
由那は可愛く首を傾げ
「お兄ちゃんが守ってくれるから大丈夫だよ」
と満面の笑みで言った
雄太は動揺していた
「え?イヤッえーと
えぇ?」
由那にドキッとしてしまったからだ
「だから、ね?」
「うーん
わかったよ」
雄太は考えたが渋々了解した
「やったー、ありがとッお兄ちゃん」
そう言って自分の部屋に戻って行った
最初のコメントを投稿しよう!