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「これは悪夢か…………
魔法館は静まり返りただ指輪の生き物の鳴き声だけが響き渡っていた…
「ハハハハ……この連中は声もでねーか……
「お、お前 なぜこの魔法を使える!? その前になぜ生きていられる!?
顔に汗を流しながらルトーが叫ぶ。
「あ? 神にもらったんだよ。 この力があればだれもオレには逆らえない神以外はな ハハハハ 指輪に定着させればオレの体は無事だ。
少し息を切らしながら男が言う。
「指輪に定着ってそんなことが可能なのか!?
「あー。相当な魔力が必要なはずだ。
ルトーはおびえているようだ。
「で? 合格だろ。早くペンダントよこせよ。
ペンダントとは魔法使の資格を持っている人の証明になるものだ。
「わかった!わかったからそんなものしまってくれ。
ルトーはペンダントを取りに行くのかどこかへ行こうとしたとき……
「納得がいかねー…………
「シント?……納得いかないっていう気持ちも分かるが……… ルトーがオレをなだめる……
「オレと同じ魔法をつかうやつなんて納得いかねー!! 勝負しろこの赤髪やろー!!
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