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「確かに似てるな」
僕たち三人は顔を会わせて項垂れていた。
でも考えてもしかだかないからみんな家に帰ることにした。
だって僕の為だけに2人に迷惑は掛けたくないから。
うつむきなから家に帰りポストを覗くと住所も宛先も書いていない真っ白な封筒の手紙がはいっていた。
何気なくそれを開くと車の免許証が入っていた。
「誰の?」
なにか違和感を感じた。掌にジトリと汗が出る。
よく見ると写真は僕そっくりの人が写っていた。
「ぇ…僕がいる…」
名前を見ると【野久保直樹】なんて書いていない。
「N…?」
全くもって知らない人の名前【N】本当に知らないよ。
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