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ジッと手紙をさっきみたいに見つめ考えた。
でも煮詰まってきて逆に何も考えられなくなってしまった。
もうイライラして耐えきれなくなって寝ようとしたら頭の中に答えが過った。
「……【N】は…僕になりたいんだ…」
その答えが過った瞬間さっきよりもすごい恐怖感がわいてきた。
体全身に冷や汗をかき心臓の音はいつもより何倍もの早さで動きドクンと体を巡っているのがわかった。
「【N】は僕と《交換》する為に雄ちゃんとつるのさんの家の前にいたんだ!」
急いで携帯を手にとり雄兄に電話をしようとしたら
ガチャ!
玄関の鍵が開いた音が僕の家に響いた。
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