ボク(君)と僕

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⇒目線/真ん中 今日は番組の収録。 いつものように始まる前につるのさんとノックと勉強しようと楽屋に行くとノックの姿が見えなかった。  * 「なぁ…直樹なんで来なかったのかな?」 俺はつるのさんのその言葉にため息をついた。 「わかんない…ノック構ってくれなくて寂しい…」 「ははは…」 つるのさんは頭をポンと叩いて撫でてくれた。 2人で並んで遠くに目をやった。 「…かわっちゃったね…」 「そうだな…」 俺たちの視線の先には見たことないような笑顔で出演者の女の子に話しかけるノックだった。 (bad)end
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