積木の章

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  学校でいじめられる事になったG少年は、約3年耐える事になります。    その頃からGは母に疑心を抱きだします。 母と2人だけの温泉旅行に行かされた…と思っていた。   知らない男性を紹介され、一緒に行く事になりました。 Gはテジャビュを感じたのか不安がよぎる 《父母自分の三人旅行…》   Gは寝いり初め、男性と母の肉体の関係がまさに隣で行われました。   実はGは起きていた…。 興味本位ではなく、ただ精神的に苦痛で寝れなかったのだった。    母と弟だけの旅行…兄は兄弟の嫉妬にから憎しみのにかられるのでした。   G少年は10歳、小学5年生でした。 刃物、蹴打、引き髪、兄の過激な虐待が少しずつ始まります。   母のいない日の夜は恐怖しかありませんでした。     『これなら父親から離れるんじゃなかった…』 悲痛な心の叫びが響く。   母は朝から夜遅くまでいない、唯一Gにとって姉だけが心を許せる家族だった。   《また運命のイタズラか》    学校でのいじめは激化し命の危険に発展してゆき、家庭内での暴行も激しさを増す頃でした。   そのある日G少年はバスに跳ねられる交通事故に遭い…   意識は戻りませんでした。 
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