積木の章

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 時々  両親が喧嘩又は一方的な暴行をしている事が多かったゆえ、G少年と姉と長男の兄は皆いつも不安で泣いている事もしばしばあった。    父は酒を飲む度暴れて狂う様になっていました。 時には包丁を振り回し、おかしくなった様に皆の服や家具を破り燃やしたり、母の髪を無理矢理引っ張り、髪を乱雑に切り母は血だらけになる。    子供にも分かるように脅し、愛人を作り子供を作る。    3人の子は父を『キ○ガイ』と呼ぶ。いつしか、いつまでもそう呼ぶのはG少年だけとなるのは悲しい事でしょう。   そして来るべく最初の運命の日が来た…
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