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嘉音
「笑顔が作れなくたっていいんだ僕は…誠実さをうりにしてるんだから」
(むすっとした顔で本を読んでる)
紗音
「あら…でも嘉音くん?せっかく元がいいのに…いつもしかめっ面じゃ勿体無いわよ?」
(鼻をつつく)
嘉音
「姉さん…」
紗音
「姉さんも嘉音くんの笑ってる顔が見たいなっ」
嘉音
「…姉さんがそこまで言うなら…まぁ…」
(もじもじしながら)
紗音
「うんっ、やってみて!………………えっと…でもあれよね!人間自然体が一番!かな?」
(笑顔を見て固まるが慌てて取り繕う)
熊沢
「嘉音さんおいたわしや…」
(壁でこっそり見てないている)
嘉音
「姉さんにひかれてしまった…そんなにひどいのかな…」
(箒で庭をはいている)
朱志香
「あっ、おーーーい!嘉音くん!」
嘉音
「朱志香さま…」
朱志香
「聞いたぜー、最近笑顔の練習してんだって?」
嘉音
「えぇ…まぁ…」
朱志香
「じゃあ…これやるよ!!」
(笑い袋を取り出す)
嘉音
「はぁ」
朱志香
「それじゃ頑張れよ♪」
嘉音
「………(ぽちっ)…………笑いのツボがわからない…くっ」
熊沢
「おいたわしやー嘉音さんファイトぉぉぉ」
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