230人が本棚に入れています
本棚に追加
それからも、大して会話が弾む訳でも無く。下校の時間となった。
「・・・・・・」
パタン、と本を閉じて鞄に入れる。
「それでは・・・・・・」
「ああ、待ってくれ」
俺は朝倉を呼び止める。
「・・・・・・なんですか?」
「最近、ここらで変質者が出ているからな。一緒に帰らないか?」
朝倉は五秒程考えてから。
「・・・・・・それならありがたいです」
OKという事で良いのだろう。
「さっ、帰ろう」
「・・・・・・はい」
俺と朝倉は学校を出る。
最初のコメントを投稿しよう!