230人が本棚に入れています
本棚に追加
「? まあ良い、じゃあな」
広田はそう言い残し、教室から出て行く。
「さてと・・・・・・」
鞄を抱え、図書室へと向かう。
「朝倉はずっといる気なんだろうか?」
俺は廊下を真っ直ぐに歩き、図書室の前でドアに手をかけようとした時だった。
中から話し声が聞こえる。
「・・・・・・!」
耳を澄ます。
「・・・・・・だからさ、いつまでここにいるの?」
「・・・・・・」
朝倉と誰かが話して、いや言い争いに聞こえる。
最初のコメントを投稿しよう!