第1話 図書室の時間
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「・・・・・・」 俺は入るべきなのか迷っていた。 「誰かいるの!?」 ドアが突然開く。 「誰?」 それはこっちの台詞だ。 「あなた、見たところ二年生ね?」 名を名乗れ。 「私は佐々木、佐々木華。はい名乗ったわよ、あなたは?」 「俺は相川佑輔だ」 「で、朝倉に何か用?」 佐々木は高慢な態度で聞いてくる。 イラッとしたが、抑える。
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