第1話 図書室の時間

8/11
前へ
/109ページ
次へ
「・・・・・・」 俺は入るべきなのか迷っていた。 「誰かいるの!?」 ドアが突然開く。 「誰?」 それはこっちの台詞だ。 「あなた、見たところ二年生ね?」 名を名乗れ。 「私は佐々木、佐々木華。はい名乗ったわよ、あなたは?」 「俺は相川佑輔だ」 「で、朝倉に何か用?」 佐々木は高慢な態度で聞いてくる。 イラッとしたが、抑える。
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

230人が本棚に入れています
本棚に追加