一人のトラック野郎

トラック野郎

ここは大阪の松原市。
この街の運送屋に一人の男がいた。 男の名は「タツヤ」という。 タツヤは10トントラックのドライバーである。
タツヤ「疲れたなー。早く会社に帰ろ」
タツヤは、名古屋、岡山、福岡と、配送先を廻った帰りで、山陽自動車道を走っていた。
タツヤ「もうすぐ夜明けか。眠いな。」
夜明け近い山陽自動車道は、交通量は少なめで、トラックばかりが走っていた。 だが･･･
タツヤ「ん？ハザード？まさか･･･」 前を走っているトラックが走っているトラックがハザードを出して減速しだした。
タツヤ「渋滞か･･･なんでこんな時間に･･･」
渋滞の原因は事故だった。
タツヤ「はぁ･･･ただでさえ疲れてんのに。」 渋滞を抜けたタツヤは、少し飛ばし気味で大阪へ向かった。