第一章

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好きなことをしている時の笑顔が私は好きなんだぁ 笑顔な人の傍にいると私も自然と笑顔になれるから好き☆ 辰「光…」 光「ちょっとっ!勝手に人の部屋に…また振られたの?」 父はね 出て行く時に我が家をアパートにしちゃったの そして勝手に入居者まで決めちゃったんだよ! まぁな 都会に娘2人を残すのは心配だったと思う だからって3人男の人ってどうかと思うのよ こっちの方が危ないって思わなかったのかな? 私の部屋で泣いているこの人が石丸辰巳(いしまるたつみ)と言って 惚れやすいんだろうなぁ すぐ付き合っちゃ振られて私の部屋で泣くの なんでそうなったんだっけ? 入居初日に泣いてる辰巳を慰めちゃったのがいけなかったのかも! それから私に慰めて貰おうとこいつはしてるんだよね ウザい… だって辰巳は入居3ヶ月に6人目よっ 尋常じゃないでしょっ? まぁね 私も此処で泣かれちゃったら慰めちゃうんだよね だから毎回来ちゃうのかな? やっぱりウザいや… 信「辰巳見た?」 光「そこにいる」 信「やっぱり…ごめん。すぐ部屋に連れて行くから」 信太くんは辰巳を立たせて部屋から出してくれたの 光「有難う」
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