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友達がいなくっても平気
そう生きて来たんだけどなぁ
だからしばらくは人を好きになることはなかった
そっか
だから6年間?
短いようで長く感じるよ
高校生の時に告白なんてものもされたことあるけど
駄目だったんだぁ
男はみんなワガママな生き物なんだよ
私はそう思い込んでいた
英「腹減った」
光「英吾が炊事当番でしょ?私は掃除をしているの」
英「いいじゃんかよ」
このワガママな男が高原英吾(たかはらえいご)
私の嫌いな性格しているのよ
当番制を決めたのは私
洗濯だけは自分達でやって貰うとして家事は分担させて貰ったの
私だって働いているわけだからねぇ
英「マジなんかない?」
光「うんとねぇ…てやらそうとしないでくれる?」
英「思ってないから」
英吾が炊事当番だとご飯が自宅では食べれないんだよ!
訳わからない料理とか作ってくれるんだけど激マズなの!
あれはこの世の食べ物じゃないと思う
空「お帰りなさい」
英「空~!」
光「空に触らないでね」
英「怖いなぁ」
英吾は何度も会社の帰りに逢うんだけど
毎回違う女の人と歩いているの
どうして父はこの人を入居させたんだろう
1番危ないのになぁ
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