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はっきり言って焦ったケド 嬉しかった。 あまりにも幸せな空間過ぎて 告った事を後悔した。 告らなければ振られても 気まずくならずいつまでもこんな感じで遊べるんだろうなって後悔してしまった 。 その半面、返事がしりたいでもこのまま 答えを聞かなければ告白は流され 許される限りこのままでいれるのかもしれない とも思った。 あたしは缶酎ハイを体の中へと流し込む 今まで飲めなかった分、みんなに追いつくように それから2時間も経てば あたしは呂律が回りにくくなり 立てばフラついた 場の雰囲気もあってか異常に酔っていた トイレに行きたいとあたしが訴えると 直紀がトイレへと案内してくれた 二階にもあるけど、親の部屋の前を通らなきゃ行けなくて あえて1階のトイレへ行く おぼつかない足取りのあたしを 直紀は肩に手を回し支える 意識なんてしてないから こんな事が出来るんだってあたしは思ったケド アルコールのせいで脈を打つ心臓のスピードが 早いのに更に早くなっている気がした
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