ライスシャワー物語

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しかしライスシャワーが、菊花賞で見せたステイヤーとしての資質は本物で有った。 菊花賞でのミホノブルボンの3冠阻止での初載冠に続く2つ目のタイトルでまたもやファンの期待する偉業達成となる、メジロマックイーンの天皇賞(春)3連覇と武豊の同レース5連覇阻止と言う形での天皇賞のタイトルを奪取。 「黒い刺客」の愛称が更に色濃いモノとなった。 更に現役2度目の故障発症で天皇賞後の春シーズンは休養を余儀なくされる。 称賛少なき希代のステイヤーとなったライスシャワーは、その後秋に真の現役最強の名を賭けて古馬G1戦線に挑戦するも復帰初戦のオールカマーで3着と惜敗。 続く天皇賞(秋)では現役初めての同一年天皇賞連覇の記録達成を自身がかけての挑戦となるも1番人気に支持されながら6着と惨敗続くジャパンカップ、有馬記念でも14着、8着と不振の惨敗が続いた。
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