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退院してから生活を始めて半月、明日からは青葉学園に通うそら、啓太は不安だった
(ちゃんと上手くやっていけるか…友達はできるか…彼氏は勘弁だが、友達なら歓迎してやる)
兄であり保護者でもある啓太、当然心配のネタは尽きる事がない、それでも、その日は明日…ため息も出る所だが、そればかりはそら次第でもある…
幸い学園長は死んだ父親の知り合い、そらの事情を話したら快く迎えてくれた、学生証は誤魔化せないが、あまり使う機会はないのでそれはそれ…後はそらが普通に通ってくれればそれだけで良かったのである。
そら「お兄ちゃん…」
ふと部屋の入口に隠れるようにひょっこり顔をだしたそら
啓太「どうかしたか?」
その様子が不自然で何か言いたそうだったのでそう聞くと、そらは少し頬を赤くしながら照れ顔になり
そら「制服…着てみたんだけど、似合うかな?私」
そう言って部屋に入ってきた、今時珍しく基本はセーラー服だがカラーと少しのアレンジを施してある、スカート丈は少し短くてミニに近い…
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