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入学式、新しい学園生活に希望を抱いて生徒が足を踏み入れる、そらもまた、新しい自分を作る為に足を踏み入れた、校門を入ると案内板があり、新１年生の教室の場所が書かれている、その案内板を目印に歩いて行くと、昇降口のところのガラスにクラスと名前の書かれた紙があり、それを見て新入生は自分のクラスにそれぞれ散る、そらのクラスは１年７組、さらに靴を脱いでスリッパを履き昇降口内の教室案内板を確認してから教室に向かった…そしてクラス前まで来ると深呼吸を一度してから中に入った…
全員が初対面、勿論同じ中学の子は居ない、不安になりながらも指定された席、窓側の一番後ろの席に座ってカバンを置いて、窓の外を向いた。
暫らく、教室内は騒がしかったが、入口が開いて先生が入ってくると、急に静まり返る生徒達、そらはその変わり様にふと前を向くと、そこには若くて美人の女性が立っていた
「取り敢えず、私がこのクラスを担当する青山瑞希（あおやまみずき）です、これから１年、皆さんと色々学んで行きたいと思うので宜しくね‼」
何だか無理っぽい自己紹介に思わずクスクスと笑い出す生徒達、そらも少し微笑みを浮かべた
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