228人が本棚に入れています
本棚に追加
それから暫らく廊下を歩きながら会話する2人
真菜「でも、委員長は偉いわ、慣れない事もどんどんチャレンジしてやっちゃうんだもの、オマケに美人だし、噂ではクラスナンバー1の人気らしいよ」
そら「私は別に出来ないって諦めるのが嫌いなだけです、多分負けず嫌いなのかも知れませんけど…私が人気だなんてそんな事ないですよ、真菜さんだって可愛いじゃないですか?」
真菜「〝さん〟なんて要らないよ委員長、同じ年なんだから真菜で良い」
そら「えっ⁉でもそれはなんか悪い気が…」
真菜「〝さん〟付けされる方が嫌よ、だから、真菜で良い」
そら「そうですか?解りましたでは真菜って呼びます、宜しくね、真菜…」
それが、そらの高校生活初めての友達、嬉しい反面、そらとは性格が異なる真菜…少し不安でもあるけど、初めての女友達だと思うと嬉しさの方が大きかった。
最初のコメントを投稿しよう!