Screen 2

11/11
前へ
/157ページ
次へ
それから暫らく廊下を歩きながら会話する2人 真菜「でも、委員長は偉いわ、慣れない事もどんどんチャレンジしてやっちゃうんだもの、オマケに美人だし、噂ではクラスナンバー1の人気らしいよ」 そら「私は別に出来ないって諦めるのが嫌いなだけです、多分負けず嫌いなのかも知れませんけど…私が人気だなんてそんな事ないですよ、真菜さんだって可愛いじゃないですか?」 真菜「〝さん〟なんて要らないよ委員長、同じ年なんだから真菜で良い」 そら「えっ⁉でもそれはなんか悪い気が…」 真菜「〝さん〟付けされる方が嫌よ、だから、真菜で良い」 そら「そうですか?解りましたでは真菜って呼びます、宜しくね、真菜…」 それが、そらの高校生活初めての友達、嬉しい反面、そらとは性格が異なる真菜…少し不安でもあるけど、初めての女友達だと思うと嬉しさの方が大きかった。
/157ページ

最初のコメントを投稿しよう!

228人が本棚に入れています
本棚に追加