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真菜「委員長はさ…恋ってした事ある?」
そう聞かれたのはある日の昼休み、食後気分転換に二人で立ち寄った森に囲まれたベンチでの事…小さいながら多くの木々があり、夏でもそこは涼しく、結構学園内では人気の場所
そら「恋ですか…まだありません、特に気にする事でも無いので…」
恋なんて、生まれてから一度たりと経験した事はなかった、それもそのはず、以前は男の子だったのだからあるはずもないし今のところはそれどころではない
真菜「私さ…多分今、恋してるかも、何か気になって仕方ないのあいつの事」
そら「三浦君ですか?お相手の人…」
それを聞いた真菜は顔を赤くして頷いた、そらはクスッと微笑むと
そら「確かに彼は良い人っぽいけど、私には解りません、ただ、気になるなら話をした方が良いと思いますよ…そうしないと相手の事とか解りませんから…」
真菜「それが出来れば良いけど、何かきっかけとか掴めなくて、それに怖い」
そら「誰でも怖いと思います、ひょっとしたら彼も怖いかも知れませんね、でも勇気を出して話せばきっと解ってくれるのではないでしょうか?」
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