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ゴンッ
先輩を引っ張っていたら何故か頭に何かがあたった…
痛い!!頭…って
チクチクするし!!
「あれ?未莉愛?もう学校行っちゃったか…」
ん?この声は悠里…
バタン…閉められた…
「ちょっとまちなさ…い…」
起き上がろうとして今気づいたことが…
私…
先輩に乗ってる━━━━!!!!!
「未莉愛…重いんだけど…」
やばいやばい!!
ばばばばばあさん!!←
「…す…すいませんっ」
退こうと思ってジタバタしていると…
「ん……くっ」
変な声を出す先輩が…
「せ…先輩?」
苦痛な顔で私を見る…
「未莉愛…どこ触ってんだよ」
え?どこって…どこ?
「あ・し!!!!」
キレたように言う先輩…
あ…
丁度いいくらいに先輩の足の間に私の足がハマっていた…
「当たってんだけど…」
当たってるって何がー!!!!
てかハマって動けない…
「早くどけよ…はあ…とろい」
ガシッ
「ほらよっと」
なっ…
「起きれたんじゃないですか」
そう…
彰先輩は私に抱きついたかと思うとバサッと体操選手のように片手で地面を押し、起き上がったのだ…
「余裕だっつの」
あ…そういえば
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