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『よし!!行くかっ!』
軽快に孝雄が車を降りる
それにつられて僕も車を降りた
『おい!!ちょっと待て!』
車の窓を開けて、焦りながら洋二が言う
『何だよ~!もしかしてまた怖じけずいたか!?』
『違ぇよ!!そこの看板見てみろよ』
看板にはこう書いてあった
『出口まで2000m』
『だから何だよ!?』
ちょっとキレ気味の孝雄
『いやだからさ、2kmは長いだろ!?車で行こうぜ!』
『確かにな~何かあった時大変だし、車で行った方が良いかもな』
僕は正直歩きでも良かったが、洋二があまりにビビっていたので、洋二をかばってやることにした
『わかったよ!』
渋々、孝雄は車に戻った
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