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――好きだ
俺は心の中で呟いた
――好きだ‥
でも親友っぽい関係を壊しちゃいけない‥
言葉にしたら‥伝えたら駄目だっ
この想いを、気持ちを隠して見つかんないようにしなきゃ‥‥
‥好きだから伝えられない‥
俺は不意に綵美に背を向け少し離れた
「‥?畝羅どうしたの、痛かった?ゴメン‥」
心配した綵美は優しく俺に言ってきた
「‥んな訳じゃないケド‥ワリィ先帰るわ」
俺は綵美に気持ちを伝えられなくて‥苦しくなた
俺はダッと廊下を駆け足でダッシュし家へ帰った
俺が学校を後にして少したった時
学校に静かに呼び出しの放送が響いた
『2年A組樋口綵美さん職員室へ来て下さい』
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