*転
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それからまた数日が過ぎ、 もう限界だった。 これ以上放っておけば 確実に僕は死ぬだろう。 根が腐り、ジワジワと下から死の気配が迫ってきている。 まだ、 …まだ生きていたい。 あの子と移ろいゆく景色を眺め、 風を感じ、 同じ空間で。 同じ気持ちを共有出来たなら… 僕は永遠の一瞬を手に入れる。 蕾を落として、最後の賭けに出よう。 そう決意した時だった。
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