第四章

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ケンジは悲しくなり。 ケンジ 『ミユキ?俺は元彼とメールするなっていってるんじゃないよ?俺を騙してメールしないでっていってるんだよ?俺の気持ちわかるよな?ミユキも昔騙されていたんだろ?』 ミユキ 『・・・・・うん』 ケンジ 『だったらさ。嘘だけはつかないで。嘘つくならバレないで。』 ミユキ 『うん。ごめんね、ケンジ』 ミユキは涙ぐみながらケンジの言葉に返事を返した。ケンジはそれをみて。 許してあげる事にした。 ケンジ 『もぅいいよ。』 ミユキ 『うん。本当にごめんなさい』 ケンジ 『いいって。元彼も車椅子なんだろ?可哀想だね。 メールしてあげてもいいよ?』 ミユキ 『いや。もぅちゃんと話して、わかってもらうから。もぅメールはしないし連絡とらない。』 ケンジ 『そっか。わかった』 ケンジは涙ぐみミユキの頭をなでて笑みを見せミユキを許した。 少しの間微妙な空気がながれる。 『・・・』 『・・・・・・』 ケンジはそんな空気が嫌でミユキにオヤジギャグをいった。 ミユキはその面白くもなんともないギャグをきいて 『面白くないし・・・・』 ケンジはオヤジギャグ連発。 ミユキはケンジの気遣いにきずいていた。ミユキは徐々に笑いはじめいつもの笑顔に戻っていく。 ケンジはミユキがニコニコしている笑顔を見て安心した。 『やっぱりミユキはニコニコしてる笑顔が一番だよ。それでこそミユキ』 ケンジはミユキに言った。 ミユキはニコッとわらい。 『そーでしょ』 ケンジとミユキは喧嘩する前にもどった。何事もなかったかのように。
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