第一話『夢』

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結局、何事もないまま時間はすぎていった でも、小村さんはしきりにこっち見てたな… 社会の窓は…大丈夫 なんでだろ 好きとかだったら嬉しいのになぁ ありえないか はぁ… 「帰ろう、飯塚」 「ああ、そうだな」 「なあ飯塚、最近行事とか無いよな…」 「俺は行事なんかない方がいいけどな」 「つれないなぁ。行事こそフラグ乱立の機会なのに」 「女性以外に興味なしか…俺もだが」 「飯塚のその女子って言わないこだわりは、好きだけどなぁ」 「『は』とはなんだよ、『は』とは!」 「はははっ、冗談だよ」 さっきから、いやずっと前から読者をおいてきぼりにしてる気がする… とりあえず登場人物の説明をしよう 飯塚直也、まあ俺なワケで、ええと…特に言うことねぇ んで、今日、めでたく俺の隣の席になった小村さん。小村亜美 特筆すべきところは…脚だな。凄まじい美脚。グラマラスな脚。妖艶な脚。白くて細い脚。どこをとってもパーフェクトな脚だよ。けしからん。脚フェチの俺にとってはアイドル。 …いや、ルックスもかなり優れてるし、みんなのアイドルだ。攻略出来るなら是非とも。 そんで、となりでガヤガヤ言ってるこいつは、桑島純一。みんなからは、くわしー、と呼ばれている。結構異性からの人気もある。しかし、潔癖症的な一面もあってか、彼女はいない 今のところはそんなもんだ
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