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言わずと知れた有名作品でしょう。
訳者は河野万里子さん。
なかなかの天邪鬼な水都は、こう出来上がったような有名作品があまり好きではなく…内容もろくに知りませんでしたし、知ろうともしませんでした。
しかし、教育学部ということでかねてから「文学作品は読んどきや」といっていた父の薦めもあり、本作を手に取ったわけです。
で、読み終えた感想は…「これはもう一度読むやろな…てか読みたい」。
短い文章、易しい言葉遣いで人間にとってとても大切なことを教えてくれる。
王子さまも幼さと自尊心を併せ持った…何というか、年の離れた弟と言った感じで親しみやすく、また挿し絵も可愛らしい。
文章も軽やかですいすいと読み進めるので本を読むのが苦手という方も楽しめるのではないかと思います。
年を重ね、社会で生きていくうちに忘れてしまった想いを思い出させてくれる。
一度は手にとって頂きたいお薦めの一作です。
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