前置き

2/2
前へ
/55ページ
次へ
ある朝のこと。   いつも通り…   何も変わらない朝がきた。     あまり眠れなかった目を擦り、ぼーっとしながら、二階の部屋の窓を少し開けた。 すると、爽やかな風が吹き込んでくる。     けれど、この物語の主人公には、その風が、爽やかには感じられなかった。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加