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「ゆーいち遅いよー」
膨れっ面な幼なじみを見て、少し吹き出しそうになったけど、堪えてみた。
「別に、毎日②迎えになんか来なくていいのにー…」
ある場所へ向かいながら、二人は会話をする。
「いーじゃん…別に…。好きでしてんだからさぁ…」
少し、寂しそうな表情を見せる湖子だけど、裕一には通用しない。
「めーわく」
むしろ、問答無用に冷たい言葉を湖子に浴びせるのだ。
湖子は黙ってみるけど、湖子なりに気づいていた。
裕一の気持ちに…。
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