バス★ガール

おーい ブスガイド！

　ｺﾝｺﾝ…

閉じた　バスのドアを　knockしたけど　中からの　気配は　なかった。　

すると　隣のClassのバスから　うちの　ｶﾞｲﾄﾞが　ｱﾀｼを見つけて　笑顔で降りてきた　

『どぅ　したの？　忘れ物？』

ｶﾞｲﾄﾞは笑いながら
バスのフロント部分に　ついた
小さな扉を　開けて　スイッチを　押した　

『ぷしゅゅ～』

…そんな　場所に　ドアのスイッチが　あったんだ…

横目で　ﾁﾗﾘと　ｶﾞｲﾄﾞの手元を　見た。　

『　デジカメ忘れた　』

上の荷物の中にある　デジカメを　取ろうとした時　

ｶﾞｲﾄﾞは　重なり合う荷物が　落ちてこないように、
『大丈夫？』と　声を　かけた。