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勝手に涙が溢れだした…
『先生は…強いから…
アタシの悩みを聞いても
「なんだそれくらいの事で?」
と 思うと思う…
だから 自分なりに答えを探しに
さ迷って… 帰って来たんです
ごめんなさい…』
伊咲先生は
涙かとまらないアタシの肩をそっと抱いて
大きなソファーに座らせた
しばらく 黙って先生は
アタシが落ち着くのを待ってくれた
『瀬川が落ち着いたら
話を聞かせてちょうだい…』
そう言って 一度席を立ち
多分…部長に
時間をもらって来たのだろう
そして ティッシュの箱も持ってきて
テーブルの上に置き…
鼻をかんだ ティッシュがテーブルの上に山盛りになったトコロで
アタシは重たいクチを開いた…
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