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『こはるぅ～来てくれたのいいけど
狭いからビックリするよ？』
と たどり着いたのは
さっき言った廃墟の前…
『楓？ これって…どこから入るの？
入り口ないじゃん？』
道路側から見ると ただの木造の壁があり
両側には 近隣の住居の壁が
ビッタリとついている
『こっち こっち！』
楓に手招きされて 近づくと
木造の壁が スラリと右側に開き
その奥に もうひとつ
木製のドアが出現した
『なに？ この家？カラクリ屋敷みたい…
楓は 忍者かっ つぅの！』
楓は振り向いて
ニヤニヤした
『階段昇るけど 頭気を付けてねっ！』
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