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『俺を試したぁ? なんのために?』
『ちーすけは アタシがいなくても
いいのか?
ダメなのか?
分からなかったし…
仕事にも行き詰まって
ちーすけに助けに来てほしかったのかもしれない』
『…そんな こはるの気持ち
さっぱり俺には分からなかったよ?
つぅーか…仕事が楽しくて
俺は おまえに必要ない人間だと思っていた』
ちーすけは メガネの下から
チラッと目を合わせた
『アタシ… ちーすけが仙台に帰ってから
東京にいる間…
ちーすけに話せない事が沢山あったの…
いいことも 悪いことも …
…人から対する裏切りもあったし
自分も…ある人を裏切った』
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