零れ落ちゆくもの

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「美央、言おうかやめようか…ずっと考えてたんだけど…」 ようやく喧騒を抜けて、僕たちは静かな河原の土手に上がった。 対岸に小さく駅の明かりが見える。 「俺、教師辞めようと思ってる」
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