~恐怖心~

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     ~恐怖心~

自分が解らないと書いたが、またもやこの不可思議な気持ちになっている   自分でも解らないこの何とも言えないやるせなさ   ハルヒを見てて思った事だが、俺のこの何とも言えない感情は憂鬱と言うものなのかもしれない   ハルヒのような女子が実際にいたら・・・という話をたまに見聞きするが、果たして、ハルヒの考えに実感できる俺はおかしいのだろうか   自分というものを考え始めてからずっともがき続けていたものが、よもや一アニメを見る事によって一つの答えとも取れるべき考えに行き着けるとは思いもよらなかった       唐突だが、恐怖症というものは皆さん持ち合わせているだろうか? 俺には恐怖症なるものがある   一つ目は高所恐怖症 これはまぁ有名なものではあるが、俺の場合ちょっと特殊なのかもしれない 例えば、東京タワーの展望台等の非日常的・非現実的な高さだと、怖いという感情は皆無に等しい しかし、例えばエスカレーターや急な階段等の日常的・現実的な高さだと、物凄く怖いと感じる 場合によっては手すりに掴まっていないと歩く事に支障をきたすほどである   二つ目は血液恐怖症 これはあんまりいないかもしれないが… 俺は自分でも何故か解らないが、血液に関する事が駄目らしい というのも、自意識の中では特段トラウマがある訳でもない しかし、血液を見ただけで血の気が引いていく とは言いつつも、バトルシーン等の血の描写は全く問題ない 恐らく、臓器等のリアルな描写が駄目と思われる 大抵の場合は貧血によりその場で行動不能に陥り、場合によっては意識を失う… その為、見たくても医療系の漫画やTVは見る事が出来ない コンビニで立ち読みしてて意識が飛びそうになった時はちょっと悲しかった   あと、恐怖症と言う訳ではないが、学園物の漫画やTVも見ない様にしている これはある程度理由がハッキリとしている 冒頭でも述べた様な、憂鬱な気分になるからである 恐らく、見たものと自分の過去(主に学生生活…いや、今でも一応学生だが…)を照らし合わせてしまうのだろう 俺にはハルヒの中学生時代の苛立ちが良く解る (流石にハルヒの様な行動力は皆無だったが)   元々、特定の物事において周りに極めて影響されやすい性格なのは自分でも解ってはいるが、これが中々厄介なものである
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