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「遥!クラス一緒だったぜー!」
そう叫びながら走り寄って来たのは、少し小柄な優(ユウ)
その後ろには、眠そうに歩いてくる長身の悟(サトル)
「まったぁ?私たち、これで11年目よ?全く…腐れ縁ね。」
「いいじゃねぇかよ!俺らは切っても切れねぇ絆で結ばれてんだからよ」
そう言いながら、優は私に拳を突き出した
クスッと笑って、私も拳を突き出して、コツン。とそれにぶつけた
悟は、そんな私たちを、ぼーっと見つめながら言った
「あいつらも、一緒だよ」
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