ストーリー1

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  「あいつらって―「はーるーかー!」     私は、悟に“あいつら”の正体を聞こうと口を開いた瞬間       ドンッ…と、背中に何かがぶつかってきた   いや、ぶつかったというよりは、抱きつかれた。のかな?     私は振り向かない   声の主、抱きついてる人は誰か分かっているから       「こら!遥から離れやがれ、アキ!」   優は、そう言いながら私からアキを剥がした     するとアキは、ちぇっ。と少し唇尖らせながら私から離れると、にたぁっと笑って次は優に抱きついていた       「そんなに私が遥に抱きつくことが嫌なのね!ヤキモチやいちゃって、優君可愛いっ」   「うっせ。ちげーし!お前にヤキモチなんかやくかバーカっ」    
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